妊娠中の食べ物の注意点
普段の食生活でも言えますが、妊娠中の食生活での、食べてはいけないもの、注意点は特に、高カロリー、塩分の高めのもの、糖分の摂りすぎ、栄養バランスの悪い食べ物、あとは、着色料や保存料などの食品添加物に集約されます。もちろん、食べすぎも良くないですね。例を挙げますと、インスタント食品などの加工食品は手軽で簡単ですが、一般的にカロリーや塩分が高めで添加物も気になりますし、缶詰も防腐剤が使われています。丼物や麺類は塩分が高めで、しかも主食が中心となるので栄養バランスが偏ります。
高カロリーで気をつけたいのは、揚げ物ですね。また、小腹が空いたときのお菓子も高カロリーで注意が必要です。忙しいときは、市販のお惣菜でつい済ましがちになったりしますが、これは味付けが濃いめで、実は添加物も気になるところです。また、妊娠中は体重が気になりますが、今あげたような食べ物を避けるように心掛ければ、極端な増え方はないでしょう。ちなみに、妊娠中に増えていい体重はどのくらいかというと、妊娠前の体重にもよりますが、8〜9kgが標準増加量といわれています。そういった範囲外の体重増加も、レシピや運動で体重管理、ダイエットをしていきたいですね。食べ物では、マカ、チョコレート、魚、カレー、果物では梨、栄養成分ではビタミンAや葉酸が、特に気になる存在です。
妊娠中の大事な栄養素
●必須アミノ酸はたんぱく質に多く含まれている、赤ちゃんのからだや内臓を形成する栄養素です。
卵、牛乳、乳製品、魚、肉、レバーなどの良質の動物性たんぱく質に多く含まれています。
さらに低カロリーであればベターですね。肉なら赤身やささ身など、魚もトロより赤身のほうが低カロリーです。
ただし、生魚・生肉は食べないほうがいい食べ物です。
妊娠中は免疫力が低下しているため食中毒になりやすいとのことです。
そして、カジキマグロも水銀含有率が高いので避けるべきです。
●カルシウムは骨や歯を作り、血液や体液、神経組織にも含まれ、心臓の鼓動を保つはたらきもする重要な栄養素。
おなかの赤ちゃんに最優先で栄養素が運ばれていくので、妊婦さんに必要なカルシウムが不足してしまいます。
ですので、妊娠していない女性が1日に必要とするカルシウムの約1.5倍の量が妊婦さんには一般的に必要といわれています。
乳製品、大豆製品、海藻類、小魚、緑黄色野菜など積極的に食べましょうね。
●鉄分が少ないとどうなるのかー。
これは血液中のヘモグロビンが不足し、貧血状態になります。
ただでさえ女性は月経などで不足気味で、妊娠するとさらに不足するので、毎回の食事に鉄分の多く含まれる食品を組み合わせましょう。
赤身の肉や魚、レバー、小松菜や大豆製品がそれにあたります。
また、鉄分とともにビタミンCをとると、さらに吸収率が高まります。
食事では、ビタミンCの多い食品と一緒に摂ることができるレシピを考えてみましょう。
●葉酸はビタミンBの一種で大事な栄養素です。母子手帳にも葉酸摂取の必要性が記載されています。
葉酸が欠乏すると、早産、流産、死産、妊娠中毒症の発症率が上がるほか、貧血も起こりやすくなるので、本当に大事ですね。
妊娠初期の摂取目標は、1日0.4ミリグラムで、ホウレンソウなどの葉物野菜、レバー、オレンジジュースなど、身の回りの多くの食品に含まれていますが、食品に含まれる葉酸は調理で分解しやすく、吸収率もあまり良くありません。ですので、必要な栄養素は食事からはもちろんですが、足りない場合は栄養補助食品、つまりサプリメントで補助も必要で、今ではそのように、摂取するのが、一般的になっています。あと、コーンフレークの中にも葉酸が含まれるものがあるので、食事のバリエーションとしていいでしょう。
また、ビタミンAは呼吸器・消化器の抵抗力をつけ、皮膚や粘膜を丈夫に保ちますが、1日に10000IU以上といった過剰な摂り過ぎは、胎児の奇形率が高くなることがわかっています。
必要量は1日につき2700IUと言われていますので注意しましょう。
気になる食べ物いろいろ
●カレーは大丈夫です。激辛カレーとかは控えたほうがいいですね。ただ、辛いものは便通を悪くしますし、妊娠中は特に便秘になりやすいので、摂りすぎは気を付けましょう。
●マカを食べたことによって胎児に悪い影響を与えたとの報告はありません。マカは100%自然食品(根菜)のため、副作用は一切ない健康補助食品、サプリメントですが、念のためお医者さんに確認しましょう。
●梨についても特に問題はないとのことです。梨は水分が多いということと、栄養価は少ないとのことで、母乳の質が低下して、それを飲んだ赤ちゃんのぐずりや夜泣きの原因になると言われています。逆に栄養の高いものを食べるのが望ましいということです。身体を冷やしてしまうということもあるので、冷蔵庫で冷やしすぎずに食べたほうがいいでしょう。
●チョコレートにはカフェインが含まれているので、気にする方がいますが、食べ過ぎなければ問題ありません。ただ、糖分が多いので、食べ過ぎは体重増加の原因にもなりますので注意しましょう。ちなみに、妊娠中のコーヒーはカフェインを考慮して1日3杯程度まででしたら大丈夫ですので、3杯のカフェインは約120mg。チョコレートは100gでカフェイン約20 mg、普通のチョコレートバー1本約50mgなので、目安となるでしょう。ただ、製品の加工によって変わってくるので確認が必要ですね。
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